構造の最適化
サイトの構造はSEOにとってとても重要です。どうしてでしょうか?人類は構造が大好きです。だって構造がわかれば行き先がわかるから。あなたのホームページを訪れた人たちは、自分が探している情報がどこで見つけられるのか知りたがっています。
時間をとって自分が公開したいコンテンツについて、そしてそのコンテンツをサイトのどこに置くかについて考えてみましょう。
理論的基礎があればサイトでどのようにコンテンツを組み立てるかがわかってきます。もう少し背景について知りたい場合はSEOの基礎をこちらで参照ください。ここでは簡単にサイトの構造の最適化について説明しています。
黄金律:1ページ1トピック!
あなたのサイトに来てくれた人が、ぱっと一目で自分の探したい情報に簡単に行きつけるようにするには、
1ページに1トピックの法則を守ることが不可欠です。
例:
あなたが美容師でヘアサロンを経営しているとします。サロンではいろいろなサービスを提供していて、男性用ヘアカットやコスメ、ヘアエクステンションなどがあります。このような複数のサービスを同じ「サービス」という名前の1ページにおさめるのではなく、ちょっとひと踏ん張りして1ページ1サービスにしてもっと語ってみましょう。人はストーリーが大好きです。(例:サービスのサブページとしてヘアカットやコスメ、ヘアエクステンションを入れるなど)
ポイント:
各ページに異なるトピックを作成するということは同時に、各ページごとにキーワードが一つ存在することになります。理想的には各ページに1つだけのキーワード(とその類義語)が使われるべきなので、こうすることでページの文章内に自然にキーワードが散りばめられてサイトの訪問者の探し物が見つかりやすくなります。
早く直接、要点へたどりつく:ナビゲーション
各ページに1個だけしかキーワードを決められないなら、サイトのメインやサブのページ数がかなり多くなってしまうのではないかと思われるかもしれません。ページ数が多いサイトには流れるようなナビゲーションが必要になってきます。どうしたらいいでしょうか?
一番いいのはリンクをページ同士ではること。例えばテキストや画像をクリックすると、サイトのサブページに飛ぶように必要だと思う箇所にリンクを張ることができます。
例:
ヘアサロンのサイトなら、サロンで使っているヘアケア商品のラインアップページのテキストや画像に、その商品についてもっと詳細な情報を載せているページのリンクをはります。お客様がこの商品に興味を持ってクリックすると詳細な情報が見られるわけです。もしくはヘアカタログのページに実際に切った美容師の紹介のリンクやスタイリング方法を載せたページをリンクするという方法もあります。
ポイント:
読み手がページの移動をしやすいように、画像にリンクを入れたり、ボタンを付けたりといったことも効果的です。サイトの各ページには大体3クリック内で行きつけることが目安になります。ページ間のリンクを張りましょう。
リンクをサイトに入れる方法はこちら。
ページを非表示にしてメニューをシンプルに
また、ナビゲーションメニューからページを非表示にすることも可能です。こうすると非表示になったページはほかのページからのリンクからのみアクセスできることとなります。
これは、たくさんのページがどんどん追加されていったようなサイトにはとても便利。1ページにたくさんのコンテンツをいれるのではなく、短いコンテンツのあるページをいくつも作って「次へ」 や「続きはこちら」ボタン等でつないでいきます。サイトと同じでこれらのページたちはメニューから隠してしまいましょう。ページを非表示にするやり方はこちら。